毎日激務に追われてストレスまみれの現代人にとって、一番怖いのが突発性の病気でしょう。
その中でも、突然の激しいめまいに襲われ、耳鳴りや耳の閉塞感を感じる病気があります。この閉塞感のある状態を放っておくことで、難聴になってしまう原因にもなるのです。
普段、いくら疲れているとはいえ、めまいを起こしてしまうなんてことは経験する人が少ないでしょう。
そのため、突発的にめまいなどを起こせば、頭はパニックを起こします。こんな時こそ冷静にならなければいけません。
まずは、専門医に受診してもらい症状を特定させましょう。
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メニエール病とは
一般的にめまいの病気で有名なのは「メニエール病」という名の病気になります。
テレビに出る有名人の中でもこの症状を発症している人も多いので、名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
メニエール病とは、突発的にめまいの症状が起きる病気を言います。このめまいが厄介なことに決まった時間に起こるわけではなく、不定期なタイミングでやってくるのです。
めまいの症状として、突然に回転性のめまいが起きて座っているのに周りの景色がグルグル回り出し、ひどいときには嘔吐してしまう、めまいの発作を起こしてしまうなどの重症化する場合もあります。
期間は毎日の日もあれば、週に1回、1月に1回の場合もあり、やっと治ったかなと思った1年後にまためまいに襲われるケースもあるのです。
めまいの時間も短ければ数分ですが、数時間に渡りめまいの症状が続くこともあり、何度も反復することがあるため、精神的に不安になり余計に症状が悪くなるケースも見られるのです。
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耳の閉塞感について
耳の閉塞感や耳鳴りを感じたら、メニエール病を疑った方がいいかもしれません。
メニエール病はめまいの症状を繰り返し行うことによって、聴力自体を弱らせ、中音域や高音域の音が聞き取りにくなり、徐々に音自体が聞こえずらくなる進行性の病気なのです。
不安や耳の閉塞感から、発作を繰り返すことで更に病状は悪化する。
突発的に症状が起きるため、安定するまでは直ぐに病院へ駆け込むようにしましょう。
メニエール病にかかりやすい人の傾向
発症年齢は非常に若い傾向にあります。これはメニエール病自体が、精神的・肉体的ストレスを受けやすい病気であるからなのです。
性格的には、完璧主義、几帳面、神経質等の人が掛かりやすく、男女比はあまり大差はないようです。
休みも少ない激務の日常、急な転向や転属によるストレス、対人関係など自分の力の及ばない範疇で起きる出来事に悩みを抱え、それが受け入れられるレベルを超えた時に発病するのかもしれません。
まとめ
耳鳴りや、耳の閉塞感を感じることがあったら、自分の普段の生活のどこに原因があるか見てみましょう。
対人関係や急な配置換えなど、自分の力で物事を解決出来ないレベルの不安を感じたときに、症状が発祥される可能性が非常に高いことが分かります。
自分一人で考え混むのではなく、症状が重症化する以前に、専門家の先生に相談してみましょう。
立ち止まることで、症状を悪化させてしまうだけですから、早めの行動を取りましょう。
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