耳鳴りの原因の一つに耳垢が詰まった状態の時があります。
「ガサガサ」という音がするときは、小さな耳垢が鼓膜に付着している可能性が高いのです。
またこの耳垢には他に恐ろしい症状が隠されていることがあります。
それは・・・『ワキガ』なんです。
耳垢とワキガに何の関係があるのか?
なんて思う人がほとんどだと思います。
今回は湿った耳垢とワキガの関係について見ていくことにしましょう。
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耳垢の湿りとワキガはつながるのか?
ワキガと耳垢に関係があるかどうかですが、一番簡単に診断できる方法があります。
それがまず、通常カサカサな耳垢が湿ったタイプかどうかということです。
これには医学的な根拠があるようで、耳の中には汗腺がありません。普通の人の耳垢がカサカサ汗腺がないので湿りようが無いからです。
なので耳垢が湿っているということはワキガの元であるアポクリン線の存在が関係している証拠なのです。
耳の中にアポクリン線が存在するという事は、脇の下にも同様にアポクリン線が存在しうるということに繋がりそこから
『耳垢の湿り=ワキガ』
という方程式に結びついていくわけなのです。
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耳垢の湿りについての疑問
耳垢が湿っていると言っても、運動や入浴などで汗をかいたときは誰でも耳垢が湿った状態になり得ます。
なので耳垢の湿りの判断として重要なのは、スポーツや運動、入浴などしていない普通の状態でいるときに、耳垢が湿っているかどうかで判断をします。
ここまでは湿った耳垢の人は、ワキガの可能性があると一方的に話してきましたが、乾いた
耳垢の人でワキガの人がいないかと言えば、そういう訳でもありません。
耳垢の湿りの原因がアポクリン線の存在ということから関連付けられているだけで、耳垢が渇いている人でも腋下のアポクリン線が多い人は結構います。
なので耳垢の湿り具合は割合として示す相対的な確率論でしか無いのです。
臭い耳垢=ワキガ?
耳垢が臭いのはワキガだからということではなく、あくまでアポクリン線による影響で臭いが発生しているだけなのです。
ワキガと同様に雑菌と混ざり合うことでツーンとした悪臭を発生させてしまうのです。
病気が原因という事ではなくアポクリン線が原因だった場合には、綿棒に消毒用エタノールを含ませて耳掃除することで、大分臭いを抑えることは可能です。
いづれにせよ、気になる症状ということは間違いないですから専門の病院で診断してもらうことが望ましいでしょう。
まとめ
ここまでまとめると、湿った耳垢の人が渇いた耳垢の人よりも相対的にワキガである可能性が高いだけで、必ずしも湿った耳垢の人が100%ワキガということではありません。
何よりもワキガの一番の原因は遺伝によるものが非常に高く、これは対策することが出来ません。
今の耳垢の症状が湿っていたとしても、決してワキガが確定したわけではないので極度に落ち込まないようにして下さいね。
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