
今まで耳の不調を感じたことが無かったのに、突然耳鳴りを感じると不安を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
前の記事で、耳鳴りが発生する原因は2つの要素が考えられるという話をしました。
そのどちらのケースも当てはまらない時に、考えられる他の要因としては、耳垢が耳の奥に溜まっている可能性が考えられます。
「ガサガサ」という音を感じたことはありませんか?
これは、耳の奥で耳垢が鼓膜に擦れた時に鳴っていることが考えられます。
今回はこの耳掃除の方法や注意点について紹介させていただきます。
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病みつきになる耳掃除の注意点
綿棒を使っての耳掃除や、人に耳掃除をしてもらうと何とも言えない気持ち良さを感じる人も多いのではないでしょうか。
耳には迷走神経という快感を司る場所が多数あります。
なのでちょっと触れるだけでも、敏感に反応してしまうのです。これに病みつきになったからなのか、習慣化してるからか毎日のように耳掃除をしてしまう人が多く見受けられます。
あまり頻繁に耳掃除することによって外耳炎という病気になることもあるため、やり過ぎには気をつけて下さい。
耳掃除をする多くの人に共通するのが、その耳掃除の方法と頻度についてです。毎日日課なように耳掃除している方は、明らかに回数が多いです。
間違った認識でやってしまうと鼓膜を傷つけてしまったり、それが原因で病気になるケースもあるのです。
今回は、効果的な耳の掃除方法を紹介していきましょう。
耳掃除の頻度の目安
耳掃除については、一ヶ月に多くても2回で十分です。それが何故かというと、耳垢は勝手に外に出てくれるからです。
就寝中に横を向いたとき、普通に徒歩で歩く時でさえ勝手に体の外に出ているのです。毎回耳掃除の時に、耳奥まで綿棒を押し込む行為自体が耳を傷付ける原因になります。
身に覚えのある人は、直ぐに止めるようにしましょう。
耳には多くの神経が張り巡らされており、耳掃除をすることで快感を得ているだけだと気付きましょう。
耳掃除をしているつもりが、ただ神経を刺激しているだけと気付かなくてはいけないのです。
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あなたが目にしてるものは耳垢ではない
この話をすると、毎回ちゃんと耳垢が取れてると言い張る人もいます。取れてると思い込んでいるものは、耳奥の皮膚の可能性が高く、取り除く必要の無いものを取ってしまってることに気付きましょう。
あくまで耳掃除をする時に、耳穴の1cm入る程度が目安なのです。
耳かき、綿棒であまりに耳の深い部分から掻き出す行為を繰り返すのは、耳の内側にある皮膚を剥がしてしまうのと同じことをしてるのです。
耳には多くの神経が通っており、この神経を守らなければいけない必要なものを取り除いてしまってるのと同じことが言えるでしょう。
耳垢掃除のやり方
耳垢を掃除する頻度については、一般的に考えられる回数よりも、少ないです。耳の穴のまわりから綿棒で優しくマッサージするような気持ちで掃除します。
耳の穴まわりが済んだら、耳の中に綿棒を入れて行きます。穴の奥ではなく深さは1cmの場所を優しく撫でるように、掻き回していきます。
耳の中は繊細な場所なので、注意しながら進めて下さい。綿棒のような優しい素材のものでも傷つけてしまう事があるからです。
低刺激なローションを使うとより効果的な耳掃除が出来ます。耳奥に押し込んで使うものではないので、耳中が湿っぽくなるような心配はありません。
それは、掃除箇所が耳穴付近のところにあるため、直ぐに乾いてしまうためです。
もちろん人体にはまったく影響がありません。今までの耳掃除の認識自体が変わったのではないでしょうか?
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